こないだの東京ばなし
わーい久しぶりの東京〜
たいがーイベントのついでに三国志展に行くんだ〜♪
…と飛行機のチケットを取ったものの、じつは旅行日の一週間前に三国志展は終わっていたことが判明
がっくし
見たかったよぉぉ〜〜
仕方なく、ちょっと気になっていた原田治展を見に世田谷へ
原田治って分かります?
昔のミスタードーナツのノベルティとか長年手がけてた人です!
(こないだ亡くなりましたが…)
私が学生の頃は、ミスドはペーター佐藤や原田治のデザインでおしゃれだったな〜
今はありもんのキャラ(リラックマとか)を使ったりしてるので特別感はなくなってしまったけど
原田治展の会場は世田谷文学館
展示は初期の頃のイラスト、手がけたグッズの数々、装丁のお仕事など
私は知らなかったのですが、カルビーポテトチップスのジャガイモキャラは原田さんだったんだ〜
あと、崎陽軒のシウマイのひょうちゃんも一時期デザインしていたみたい。欲しい!
私が中学〜高校生くらいの頃、OSAMU GOODSはかなりはやってました
古き良きアメリカンな明るいイラストだったので、正直私はもうひとつ興味なかったのですが、それまでのファンシーグッズとは段違いのレベルの高さということは理解してました
展示の説明を読んだのですが、グッズにはライセンスものとオリジナルものがあり、オリジナルの「OSAMU GOODS」シリーズは原田さんがパッケージデザインまでトータルでこだわって作っていたそう
なるほどレベル高いわけだ〜
原画の展示がありましたが、今見ても古さはぜんぜん感じません
スタンダード感がすごい
原田さんが一番活躍したのは80年代後半くらい?
ちょうどその頃「かわいい」という概念が小さな女の子のものだけでなくなってきた過渡期だったように思います
大人のセンスや審美眼に耐えられるだけのファンシーグッズを作るさきがけとなったのが、もしかしたら原田さんだったかも
(今や大人の女どころか、日本全体が「かわいい」推しになりましたが)
おみやげに箸置きを購入♪
別室では推理小説作家の「仁木悦子展」もやってたので見てきました
と言ってもデビュー作の「猫は知っていた」しか読んだことないんですが
展示を見てたら仁木さんは幼い頃から病気で、寝たきりで学校も行ってなかったと知ってびっくり
両親も早くに亡くなり兄に勉強を教えてもらって、絵本作家と推理小説家になったそうです
結構むかしの人なので、寝たきりや車椅子ではすごく行動範囲は狭かっただろうし、情報もすごく少なかったはずです
それでも複雑なトリックを考え出したりできるんだな〜
すごい
「猫は知っていた」を読んだのは中学生の頃で、内容おぼえてないのでもう一度読んでみようかな