ちょっと前のはなし
東京で杉浦非水展に行ってきました
場所は東京都国立美術館
杉浦非水は大正時代のデザイナー
好きなデザイナーです
このころはデザイナーじゃなくて図案家ってよんでたのかな?
三越ができた当初のポスターで有名
非水が資料のため集めた膨大な雑誌の切り抜きのスクラップブックやスケッチの展示
資料は動植物などが多いです
動物好きだったのかな
手がけたポスターや小冊子の表紙もたくさん展示
ポスターなどはさすがという見応えがあります
とにかくバランスがすばらしい
だって大正時代ですよ?
Macとかで0.01mm単位でカーソル動かして揃えたり、あっという間にバリエーションを作ったりできない時代です
おそらく文字や図案の配置を決めるのに、何度も線を引いたり切り抜きを置いたりして慎重に検討したはず
最終的に決定するのは本人の揺るぎない美意識とセンス
配置のバランスはどれも完璧
余計なものや足りないものはなく「これはここ!!」っていう説得力がある
こういうのを見ると(比べるのもおこがましいが)自分はほんと怠惰で何もない砂粒だと思います
ポストカード購入♪
右は外人向けの日本のガイドブックの表紙です。おしゃれすぎ
改めて気づいたけど、私はこういう配置の妙というかデザイン力の高い人が好きなんですね
どれも絵画としてもすごいけどデザイン(つーかレイアウト)の力がすごい
杉浦非水の作品集買おうかな~