だるねこ日記 2冊目

SPARKS GOGOのLIVEレポ&日記

大妖怪展

こないだの東京ばなし

とにかく暑いし人が多すぎる東京
両国まで逃げれば人がいないかと、江戸東京博物館の「大妖怪展」に行くことに


最近夏になったら妖怪画と幽霊画ばかり見ている気がするなぁ
好きだからいいけど



江戸東京博物館についたら意外にも人がいっぱい
がーん

どうやら展示物が妖怪ウォッチにちょっと絡めてあるみたいで、幼児連れの人が来ている模様

人が多くてなかなか前にすすまなーい

美術館の人が「混雑しておりますので空いているところからご鑑賞ください~」と声をかけても、
順番に並んでジリジリはしっこから見る人が多いんだよね
日本人気質だからかな?


【混雑している美術館を見るコツ】
○人の切れ目を見つけて順番にこだわらずランダムに見ていく(迷惑にならないように)
○展示の最後まできたらまた逆走して、空いているところを探して何度も往復
○なかなか人が途切れない展示は、ソファに座って休憩がてら人が切れるのを待つ
(その間に図録をながめてお気に入りをチェック)

人のペースに合わせるのは疲れるのでランダム鑑賞おすすめです


今回の展示は石燕、国芳芳年暁斎と妖怪画のスターぞろい
北斎、応挙、若冲なんかもあってなかなかいいラインナップ

でもあまりハデな作品はなかったのが残念かな
展示全体はなんかバラバラとまとまりのない印象
最後にとってつけたように土偶妖怪ウォッチの原画の展示があったし


一番気に入ったのは河鍋暁斎の「地獄大夫」
地獄大夫は室町時代の美貌の遊女で、みずから「地獄」と名乗り、
ドクロなどの地獄模様の着物を着ていたらしい
美人とドクロというロックンロールな組み合わせがいい

あとなんか美しくもはかない感じの幽霊画もよかった
山川秀峰のだったかな?


↑おみやげに化け猫刺繍ワッペンを買ってみました
 使い道が思いつかない…


帰りにまた浅草橋のパーツ屋さんに寄ったり、喫茶店に寄ったり
なんかまったりの休日