だるねこ日記 2冊目

SPARKS GOGOのLIVEレポ&日記

ROOTS66 -Naughty50- @大阪城ホール

↑豪華パンフ(別名:おじさん図鑑)付き
 
 
今年50歳になる丙午生まれのミュージシャンが集まるイベント「Roots66」へ
 
仙台、東京ときてラストの大阪
ツイッターで前2公演の楽しそうな様子が流れてきてジリジリしてたぜ!
 
私と友達は今、仕事も遊びも忙しいのでお互いヨレヨレの状態で大阪入り
 
私の目当てはもちろんスパゴー(八熊&テッチ)
そして筋少オーケンとゲストのエレカシ
勝手にしやがれも気になる
 
ほんとにこのあたりの年代はミュージシャンが多い
お兄さんや民生も65年生まれだし
あの頃、ちょっとイケてる男子はバンドを組むのがデフォだったみたいだからな~
 
 
 
フェラーリ似の馬ロゴがデザインされたかっこいいステージでスタート!
 
形式としては「ROOTS66」バンドとしてステージ上に楽器チームがセッティング
右側にはテッチドラム、八熊ベース
左側はコレクターズの阿部さんドラム、ベースはレピッシュの人(たぶん)、それにホーンセクション(スカパラ勝手にしやがれsembello(たぶん))がプラス
 
この状態でかわるがわるボーカリストが中央に出てきて歌っていく感じ
 
ホーンが入る曲は左バンド、それ以外は右バンドが演奏する
ギターの元筋少の友森さんと小暮さん(ヒックスヴィル)、そして鍵盤の奥野さん(ソウルフラワー)は基本ずっと出ずっぱりだったかな
 
 
私としてはテッチと八熊さんがずっと演奏してる姿が見えるのでご満悦♪
たまたま席もアリーナ中央右寄りで最高!
 
 
次から次へ50男が出てきて歌う「おじさん歌謡ショー」なこのイベント、とにかくみんなキャラも顔も濃すぎて何が何だか…
記憶があいまいだけどすごくテキトーな感想など
(長いし、たぶんいっぱい間違ってる)
 
 
 
【宮田和哉/JUN SKY WALKER(S)
この人のビブラートかけすぎの歌い方は好きじゃないんですが、ハモニカうまい
相変わらず細いな
 
 
昔、筋少のライトなファンだったのでめちゃ嬉しい! 実物見るの初めて!
あの背中に「筋肉少女帯」、前に「ナゴム魂」の金文字刺繍を背負った特攻服をずっと見てみたかった~!
 
しかもテッチと八熊さんの演奏で「日本印度化計画」とか最高すぎる
極めつけは筋少のアルバムに入っててめちゃヘビロテ聴きしてた「氷の世界(井上陽水作)」を八熊さんとデュエット♪
なにこれ現実?うれしすぎる!
 
オーケンはやっぱしゃべりもコール&レスポンスもめちゃうまい
 
「ぼくが前回ここ武道館でやった仕事は何年か前のプロレスの解説で、『あー武道館の仕事もこれが最後か~…』と思ってたのに、こうしてステージに立ててよかったです」
 
 
阪神大震災に寄せた曲を弾きがたり
曲調がちょっとBIGINぽかったし、顔がすごく濃いので沖縄の人かと思ったら兵庫県民だった(笑)
 
 
怒髪天はずっと気になってたんだよね~。バンド名がいいよね
以前ユニコーンのトリビュートCDに参加してて初めて聴いたけど、アレンジと歌のうまさがすごかった。
そんで気になってちょっと怒髪天YouTubeで聴いてみたら、怒髪天自体は濃すぎて受け付けなかったという…(笑)
 
増子さんはめっちゃおもしろい人で、前半のトークは全部この人が中心
(後半は体力的にバテてちょっと大人しくなってた)
 
 
(オープニングでトータスが「ガッツだぜ!」を歌って会場が盛り上がった後)
○増子さん
「ヒット曲を持ってるやつはズルい。ヒット曲歌うの禁止しよう」
「次回やる時はオレが曲を決めるから。一番売れてないアルバムの最後の曲ね」
 
怒髪天のライブ楽しそうだな~
 
 
田島貴男/ORIJINAL LOVE】
もうね…とにかく顔が濃いというか、時代をまちがえて昭和の俳優(田宮次郎とか)がタイムスリップしてきたとしか思えない容貌
ステージに立ってるのを見るだけでもおかしくてしょうがないのに、本人の性格もウザくて濃くておもしろかった
 
ヒット曲の「接吻」を歌ったけど、長年歌いすぎて「タメ」を作りすぎた歌い方をするので、昔のイメージで聴いてるこっちはちょっとイラっとした(笑)
 
 
斉藤一義】
この人は思ってたより背が高く、堂々としてカッコよく見える
トークはポヤ~っとして自然体ですごくなごむ。人気あるの分かるな~
 
「同い年なのに若い頃のぼくに似ていると言われる斉藤君!」
「一緒にいると時空のゆがみが生じる」
 
似てるかなー?
オーケンよりも芸人のマンボウやしろに激似だと思う
 
この人はギターも弾けて人も良さそうで使い勝手がいいのか、いろんな人にコラボ頼まれてた
 
 
唯一の紅一点。ちょっと太ってた
歌は相変わらずうまいんだけど、途中から「友近がやる大物歌手の憑依芸」にしか見えなかった
なんつーか大御所オーラ出しまくりで…
トークが少々サムいのも大御所っぽい
 
中1ぐらいのとき好きだったなー
 
「今日はライブをやるバンドの人が多いから音が大きくて…」
「(八熊さんに)ベース音が大きくて『My Revolution』が別物になってたよ」
 
あはは… 特にスパゴーは歌と楽器音が同列扱いだからね~
 
○八熊
「仙台の時も『(音が)太い』って言われた」
「『太い』って言われるとなんかうれしいね。その日はニコニコして寝た」
 
男は「太い」と言われると嬉しいもんなんでしょうか。アホですね(笑)
 
 
この人のスカしたビジュアルが嫌いで「滋賀スカ男」などと内心バカにしてたのですが、
トークもおもしろく歌もすごくうまかった。今までごめんなさい
曲終わりの歌い上げるとこなんかすばらしかった
ビジュアルもひとり飛び抜けて若く見える
 
 
エレカシはゲストなのでフルメンバーで出演
いや~ 一度ライブ見てみたかったんだ~♪
 
歌ってる宮本さんはめちゃカッコよかった
モニターにアップになってもキマる
特にハンサムでもないし体格もちっちゃいのに目が離せない。絵になる男だわ~
 
しかしトークになると、ファンですらザワつく挙動不審さ(笑)
この人「ギリギリの人」なんだよね
 
でも歌うまいから挙動不審でもOKOK。むしろアーティスティックですらある
 
そういえば昔、泉谷しげるが「おまえの声が欲しい」とか言ってたなー。すごい
 
 
阿部は「WAO!」
テッチドラムで、八熊さんが民生になりかわりアコギ背負ってカウベル鳴らす
 
う~ん…ユニコーンファンは(私も)盛り上げてたけど、ちょっとアウェイ感があったかな…
こういっては何だけど、百戦錬磨のボーカル陣に比べると阿部のボーカル歌唱力は半段劣るので、曲を知らない人にはちょっとねー
 
そのかわりコーラスというかハモリはすごくうまいので、ジュンスカ和哉と一緒に歌った「トンネル抜けて」はすごくよかった
和哉や民生と歌ってもどっちがどっちの声か分からなくなるくらい合うんだよね
 
 
ええっと…半パンだった人かな(だんだん記憶がぼやけてきた)
なんかノリのいい歌で会場中踊らされましたね
 
 
やっぱ歌うまいっすね
元オルケスタの人がピアノを弾いて、バラードを歌っていたような…(あいまい)
ピアノは絶品でした
 
 
八熊慎一たちばな哲也/SPARKS GOGO】
曲は「ルーシーはムーンフェイス」(N.O.S)
八熊さんとテッチはこの50男の群れの中でもやっぱひときわカッコいいっす
 
前回(10年前)のイベントも見たかった…
男盛りの40才。さぞかしカッコよかっただろうに(歯ぎしり)
 
 
前も書いたけどこの人苦手
スーツのピチピチ具合がイヤ
でもハデで盛り上げ上手でおもしろいです。トリにふさわしい
 
 
 
最後は全員ステージに登場して「勝手にしやがれ」だの「ヤングマン」だのを歌って大団円
すっごく楽しかった~♪
(しかしオーラスの「Y.M.C.A」がなかなか終わらなくて、新幹線に遅れそうになって困った。ドラムをずっとキープするテッチが気の毒だったし)
 
 
こういういろんなミュージシャンが入り乱れるイベントほんと好き♪
好きなミュージシャンが増えたり、意外な面が見れたりするし♪
 
おじさんたちは腕がいいのはもちろんのこと、おもしろいしカッコいいし最高!
こういうカッコいいおじさんがいっぱいいると年をとることが怖くない気がする
 
ぜひ10年後(還暦だ)も行きたいな
増子さんはもっと短いスパンでやろうと言ってたからマジでやってくれるといいな~
 
 
しかしあれですね
ボーカルとしてフィーチャーされる人はいいとして、黙々と他人の曲を演奏してたバンドメンバーの人達はほんと大変だっただろうな~
(特にギターの人は負担がデカかったかと)
 
テッチも曲覚えるの大変だとつぶやいていたしね
ま、出ずっぱりなので私はうれしかったけど♪
 
皆様おつかれさまです…
 
 
八熊さんが言った通り、家に帰って夜寝る時に、増子さん、田島さん、中川さんの3人の濃い顔が浮かんでちょっとうなされたわ…
 
 
 
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<公式によるセトリ>
1:メドレー(踊るダメ人間/宮田和弥~極東戦線異常なし!?/大槻ケンヂ~セイノワ/中川敬~朝日のあたる家/増 子直純~やさしくなりたい/田島貴男サマータイムブルース/斉藤和義~黄金の月/渡辺美里~欲望/スガ シ カオ~P.M.A(Positive Mental Attitude)/ABEDON~LOVE LOVE SHOW/伊藤ふみお~BLUE BOY/吉井和哉~ガ ッツだぜ!!/八熊慎一トータス松本)

2:丙午 Song
3:さらば愛しき危険たちよ
 4:日本印度化計画
 5:満月の夕
6:オトナノススメ
7:銃爪(世良公則&ツイスト・カバー)
 8:接吻
 9:Changes(デヴィッド・ボウイ・カバー)
 10: Progress
11:リンダリンダ(THE BLUE HEARTS・カバー)
 12:俺たちの明日
 13:メドレー(明日なき世界~やさしくなりたい~ガストロンジャー)
 14: My Revolution
15:ロックンロール・ウィドウ(山口百恵・カバー)
 16:ずっと好きだった
17:WAO!
 18:トンネル抜けて(BO GUMBOS・カバー)
 19: SUNNY SIDE UP!
20:パール
21:ルーシーはムーンフェイス
22:氷の世界(井上陽水・カバー)
 23:明星
24:JUMP(RC サクセション・カバー)
 25:戦争を知らない子供たち(ジローズ・カバー)
 26:勝手にしやがれ(沢田研二・カバー)
en:YOUNG MAN(西城秀樹・カバー)
 
 
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■出演アーティスト:
友森昭一【元筋少】、宮田和弥 【JUNSKYWALKER(S)】、大槻ケンヂ筋肉少女帯/特撮】、福島 忍【勝手にしやがれ】 、中川 敬【SOUL FLOWER UNION】、増子直純怒髪天】、田島貴男【ORIJINAL LOVE】 、田中邦和【sembello】 、塩谷 哲【元オルケスタ】、斉藤和義渡辺美里スガシカオABEDONUNICORN】、阿部耕作【THECOLLECTORS】 、伊藤ふみおKEMURI】、沖祐市東京スカパラダイスオーケストラ】 、吉井和哉たちばな哲也【SPARKSGO GO】、八熊慎一SPARKS GO GO】、奥野真哉SOUL FLOWER UNION】、田中 和【勝手にしやがれ】、木暮晋也【HICKSVILLE】、谷中 敦【東京スカパラダイスオーケストラトータス松本ウルフルズ
 
GUEST MUSICIAN:tatsu【レピッシュ