スパゴー25周年BOXセットが届いたので感想など
(注:スゲー長い上に興味のない人には訳の分からない内容)
12枚組セットなので順を追ってレビュー~
まぁ1~9までは再録物(Blu-spec版)なので今さら感がありますが、年代順通りに聴き直してみました
ちなみにBlu-specの威力は「ちょっと音が豊かになったかな」というぐらい
クラシックとかならもっと差が出るのかも
【1.SPARKS GOGO】
初期のスパゴーには今ひとつ興味が…
若いので八熊さんの声がちょっとペラペラしてる
演奏は最初からうまいですね
好きなのはSWEET BODY LOOSE、WALKING TALKING
【2.Jingle-Jangle】
ルーシー、鉛の朝
いやーバンドブームっぽいなーっと
3.ROCK WORK ORANGE】
SAD、NO HUMAN、SLOW DOWN、オレンジなど
未だにライブで盛り上がる曲が多い
勢いありますね~
「若い時にしか作れないもの」というものはあると思う
【4.CIRCUS】
まだ勢いは止まりません
Junkfood、Sandy、Anybodyなど盛り上がる曲多い
でも私が好きなのは「真冬」と「風のない」
ジャケ写好き
【5.EASY】
洋楽カバー集
全部好き。「sookie」とかテンション上がる
「GIRLS TALK」だけなんか違うな…と思う
(たしかこの曲だけ自分らで選んでないんじゃなかったっけ。納得)
このアルバムってなんか音の感じがほかのと違う。音がまとまってて遠いというかなんというか(?)
【6.六根】
最初聴いたときは暗いな…と思ったけど今ではすごく好きなアルバム。
ちょっと退廃的で重厚で、スパゴーの記事とかでよく形容される「骨太ロック」にふさわしくなった感じ
正直、ずっと1~5枚目のノリのバンドなら私は絶対ファンになってないな
逆に1~5枚目の明るくポップでタテノリな感じが好きなファンはここでゴッソリ離れたかもね。
ジャケット(歌詞カード)がクソデザインなのが残念
Rock on、Tanger、楽園、Wallyが好き
【7.DESERT】
すごく好きなアルバム。STONEとともにジャケ写最高すぎて悶絶
どーにかこの頃のポスターとか手に入らないもんか
誰かヤフオクに出して下さい。当方高額買取
「クリスマス」以外は全曲ほんと大好き
セクシー、POP、さわやか、しみじみ、社会派と一通り網羅した内容
クリスマスはいい曲だけど暗すぎて鬱
【8.STONE】
1、2を争うくらい大大大好きなアルバム。死ぬほど聴いた
What~追い風~EASY~Liarの流れがビタ好みすぎる
歌い方もこのアルバムだけハードボイルドだし
追い風がスパゴー全曲中一番好きかも
DESERT&STONEで「私の思うスパゴー」はひとまず完成型に
【9.MEXICO98】
セールス的に勝負に出たのか、このアルバムだけ「一般ウケ」を目的に作られてるぽい。
曲調もメジャー寄りだし、ゲストをいろいろ迎えたり、いろいろな人の手が入ってる感じがして製品としての完成度は一番高いと思う
でも私はあまり好きじゃないな…
聴けば聴くほど「余計な効果音とか女声がジャマ」
ドラムは大人しいし、ギターの音色も澄んでてキレイだ(←ほめてない)
好きなのはスピード、生活、しょうがない、ROADRUNNER
「月旅行」は絶対N.O.S版の方がいい「TUBE」もN.O.S焼きして欲しい
それにしてもスパゴーさんは小手先の小細工は不要で
3人おのおの自分の刀だけを研いでく方が合ってるなーとこのアルバムでつくづく再確認
ちなみに歌詞カードを見ると、この時点で3人のビジュアルが大きく変化
八熊さんは金髪→ボーズで寿司屋の怖職人風に、細腰の美青年だったお兄さんは激太り、
テッチは少年ぽさが消えて男の顔に
これもたぶん賛否あっただろーなーと予想(当時の状況知らないけど)
【10.アルバム未収録曲集】
待望の未収録曲集~
これでコンプリートできる♪
それにしてもシングルカットされた曲はともかく、B面(死語)扱いの曲はなんでなんだろ
結構いい曲が多いのにな~
「旅に出よう」と「君の前」は名曲でしょ
「爆弾女」は「ハリケーン」の姉妹曲かな
歌詞はどうかと思う部分も少々あるけど(笑)、曲はめちゃかっこいいのに全然演らないのはナゼ
Liveで盛り上がりそうなのにな~
もったいなやもったいなや
BOXセット収録曲縛りのツアー熱烈希望!!
(いまのとこイベントばっかでワンマン情報ない…)
【11.八熊さんのデモテープとライブ音源】
これは貴重。デモテープはうれしいですね~
今ではよく知ってる定番曲ができるまでの、思考や作業の工程が垣間見れておもしろい
テーマははっきりしてるけど歌詞が整理されてない感じとか、
曲構成がなんか複雑だったり…(たいていアガリの方がシンプルな構成になってる)
未発表の「walk don't run」は曲の要素がいろいろ詰まってて、
のちに「君の街を」と「サボタージュ(ひとり八熊)」が産まれたって感じかな
ライブ音源は最初の2曲くらいは黄色い声援がすごすぎて曲が聞こえない(笑)
初期の頃って八熊さんもそこまで歌が上手ではないですね(コーラスはボロボロ)
ドラムの叩き方が今とは違う気がする
【12.テレビ放映のライブやイベント映像、海外レコのプライベート映像】
ライブ映像はデビュー1、2年のすごく初期の映像なんだけど、
当事者でもないのになんか恥ずかしくて正視できない(笑)
いやー若いね。演る方も客も。
イベントでお兄さんがずっと上半身裸で演奏してるのがあって(イケイケですなぁ)、すごく美しくてびっくり
この映像だけで2万はたいた価値がありました。ゴチになります!
テッチ苦心のプライベート8ミリ映像はおもしろかった
初めて海外に行ってワクワクしながらレコーディングしてるの見るの楽しい
楽器屋さん行ったり街歩いたり♪貴重貴重
こういうのは毎回録ってて欲しいわー
というわけで12枚を堪能~♪
5年後の30周年には後半戦のBOXセットが出ることを信じてます♪
出るよね?ね?(奴らの肩を持ってガクガク揺すってみる)