地元の街中型の現代美術展に行ってきました
3年前から瀬戸芸に合わせてはじまったイベント
街中のあちこちに展示された作品を歩いて見て回ります
今回のテーマは「もし蛇が…」というタイトル
どういう意味なのかな
とりあえずチケット買って、オリエント美術館からスタート
オリエント美術館の常設展も見られるのでおトク
作品は黒い3人の人型の風船がお互いに手を繋ぎ、風圧によりうごめいているというもの
顔もなく真っ黒なのでなんか不気味
てくてく歩いて廃校の小学校へ
校庭には巨大モニター
なにやら模様のようなものが絶えずチラチラ映し出されています
じっと見ているとなんだか人の顔のような…
ちょっとこれも不気味。おもしろいけど
校内にはガラクタを組み上げたような作品
こういうのは訳わからない上に美しくないので好きじゃないなぁ
廊下にはなんとなく不愉快な嗅いだことのない匂いがします
実はこの匂い自体も作品だそう
現代美術はなんでもアリだな
ふたたび校庭に出るとプールの水がピンクに染まってましたフルーチェ(イチゴ味)みたいですね
プールのそばには女性がいて、座ったり寝転がったりして歌を歌ってる
この人自体も作品だそう
(一瞬ヤバイ人かと思った)
難解だのう〜
巨大モニターにスーパースローで映し出されるアフリカツノガエル
何かの実験の映像かな?
ちょっとおもしろい
切り株のようなオブジェ
土俵内で自由に動きまわる、AIを搭載したロボット蛇
このガランとした地下室は元醤油屋の蔵
ここにポツンと座ってVRを使った作品を見る
その作品というのがさ〜
VRゴーグルをかけてあたりを見回すと、自分がモノトーンの飛行機の機内にいることがわかる
でもよく見るとシートのあちこちが焼け焦げていて、どうやら墜落した飛行機のようだ
しばらくすると誰もいなかったはずの席に、いつのまにか人が座っている
ある人は子供を抱き、ある人はノートパソコンをいじり
しかし彼らも半分溶けかかっているように見える
だんだん映像は機内の前部に向かってるようだ…
これからどうなるんだろう
…と思った頃に係りの人に交代するようにうながされた
なんちゅー気持ち悪いもん見せるんだ
岡山城周辺にも作品があります
川べりにあった作品
ガラス張りの箱になにやら大げさな装置が設置
光やら水やらが動いて下部の透明のエイがわずかに跳ねる
壮大なピタゴラスイッチ?
最悪だったのが、タイかどこかの人が作ったヘタウマアニメーション
最初のシーンは女の子達が走り回り、はいつくばって草を食べたり、ウンコしたりしている(おいおい)
建物で楽しそうに食事したりもするのだが、窓には怪しい人影が…
怪しい人物はどこかに連絡しているらしい
やがて嵐とともに兵隊がやってきて家を燃やし、男たちを射殺
拷問などもしているようだ
燃やされた街を女の子達が走り抜け、また冒頭のシーンへエンドレス
最後まで見ちゃった
すごく気分悪い
ちなみに小学生や中学生の団体も課外授業で見学してましたが、正直子供に見せてええんかいなと思ったぞよ
正直今回の作品群は気持ち悪い、不気味なものが多かったです
前回は結構明るい楽しい作品が多かったのになんだかな〜
でもまた3年後にたぶん行くかな
ヒマだし
ランチは禁酒会館併設のカフェでカレーとコーヒー♪
禁酒会館は戦前からの建物ですごくいい雰囲気のとこ
常連さんになりたいな〜
若いマスターとおばあちゃんがやってる店で、店内にはおばあちゃんが仕事の合間に作っているらしい手編みのバッグも販売中
かわいくてつい買っちゃった♪