午後からはお目当の国宝展へ
場所は京都国立博物館
京都国立博物館は近代的な建物の美術館だけど、
もともとの京都国立博物館はこんな建物(現在は保存作業中らしい)
マニアは全部通しで行くらしい
ピークを避けて3時に入館したので待ち時間なしで入れたものの、中は人でいっぱい
人垣が途切れないので、展示順は無視して空いてるとこから見ることに
見てよかったのはやはり風神雷神図かな
思ったより大きくてユーモラス
風邪引いてまんねん(←改源)
仏像のコーナーもとても良かった
毘沙門天像スタイルが9頭身でかっこいー
大日如来像でっかいな! 日本史の資料集で見たことあるような…
掛け軸や書の巻物のコーナーはイマイチ
ていうか私が書に疎くて空海の書を見てもピンとこないもので…
楽しみにしてた窯変天目茶碗は照明が暗すぎて、
せっかくの宇宙のような輝きがぜんぜん感じられなかった
ざんねん~ もっと光を~
わたしやっぱ縄文の造形って好き
なんか縄文時代だけ日本人のセンスと違うんだよね
火炎土器のデザインセンスとかエネルギッシュで完成度高すぎ
基本的におとなしめの日本のセンスとは根本から違う気がする
弥生時代から急に大人しくなるからやっぱ稲作がはじまって農耕民族になったのがポイントなのかも
それにしてもこの技術が発達した昨今、
そろそろ展示物を照らしても展示物が退色したりしないライトとか開発されないのかな~?
退色を防ぐためギリギリまでライトを落としているので見にくいのなんの
掛け軸や巻物など地色が暗く変色してるし薄暗いし人は多いしで、
ほんとに必死に目を凝らさないと詳細が見えない
作品解説のボードもものすごく頑張らないと読めないので、途中から読むの諦めたがな
といわけで不満もあるけど有名どころの展示が見られておもしろかった
和楽でちょっと予習して行っててよかったな
今回の北斎特集はおすすめ!(しかし風呂敷付きで1500円もするが)
モチベ高い優秀な編集者がいっぱいいるんだろうな~
(昔は意識高いハイソおばさん向けのちょっといけ好かない雑誌だったような…)