だるねこ日記 2冊目

SPARKS GOGOのLIVEレポ&日記

SPARKS GOGO 新アルバム「Mastermind」

スパゴー30周年っす! 記念イヤーです! しかしとんでもねー年になりましたね!

そんな中、NEWアルバム届きました!
その名もMastermind!f:id:sanpinteacat:20200526112639j:plainかっこいいおっさんたち

ともかく聴いてみましょう
カリカリ…(←CDのシュリンクの開け口を爪で引っ掻いてる)

(ちなみにサブスク設定したものの、メンタルが堕ちてたので最近まで極小音でしか聴けず、雰囲気しか知らない)

ではちょっと聴き後の感想タイム!

1.Sun Flower(作詞作曲/八熊慎一

イントロが何かが始まる感のあるオープニングぽい曲
重めのサウンドではじまったわりに、サビは明るめ
歌詞は自分たちの道程を比喩してるのかな?って感じ

ギターソロがいい
特に最後らへんの浮遊感のあるだんだん上がってくとこ

しかし八熊さんは近年は花が好きですな

2.乱反射(作詞作曲/八熊慎一

すごく好き。いい。完成度高い
これはギターもベースもいいな
いやドラムもよいのよ

叙情的な歌詞もすごくいい。タイトルもすごくいい
「斜陽」とかあのへんの感じって地味目だけどすごくいいんだよな~

3.爆音中毒(作詞作曲/八熊慎一

あー このイントロもライブのオープニングぽいな
ワクワクする感じ

曲がはじまると意外と曲はゆっくりめで、往年の大物ロックバンドっぽい雰囲気
(本人解説を読むと本当にレジェンドロックバンドをイメージしているらしい。なるほど)

かっこいいけど古い。でもその古さは1周回ってかっこいいやつ

タイトルは「爆音中毒」で俺たちと客が爆音の曲に狂ってるっていう内容だけど、この曲自体がその「爆音の曲」って感じはあまりしない
この曲聴いたあとすぐに「LET’S ROCK」が聴きたくなったから、「LET’S ROCK」のライブの状況を歌ったのが「爆音中毒」って感じ

4.愛がたりない(作詞作曲/テッチ)

最近のテッチにしては素直な構成の曲
そのわりに歌いにくそう

お兄さんがコーラスと1節歌ってるんだけど、兄弟なのに意外にテッチとの声のなじみが悪い
お兄さんが1人でボーカルをとってる曲は好きなんだけどコーラスはイマイチ

5.Mastermind(インスト/作曲/お兄さん)

インストできましたか! そうきますか
カッコいいですね
ギターいい音!

短いのがフマン
ライブではぐにぐにしたソロのトッピングをてんこ盛り希望

6.継続は愛なり(作詞作曲/八熊慎一

タイトル嫌いだな
八熊さんは英語タイトルや単語タイトルのセンスはいいのにナゼ

Aメロの雰囲気(ベースとギターの掛け合い)はあんまり好きじゃないんだけど、Bメロ~サビ、大サビの流れとかギターは好き

全体的に時代掛かってる感じはするけど、ドラマチックですごくかっこいい!
ライブが楽しみな曲
(唐突な終わり方はちょっとギモン)

それにしても八熊さんの「恋」や「愛」や「君」という歌詞はびっくりするほど空虚(←別にけなしてる訳ではない)
本人も「恋をしましょう」かなんかのコメントで自分で似たようなことを言ってたような気がするし
なんでなんでしょうね
八熊さんはむしろ愛情深い人だと思うんですが、それを口に出したり、道具として歌詞に使うのはなんか違うと深層心理では思ってんですかね(適当)

それにしてもこの曲もおっさんバンドの雰囲気がありますね
スパゴーの年齢がおっさんということじゃなくて(おっさんだけど)、往年の大物ロックバンドの雰囲気を踏襲してるって意味で
今回のテーマかな

7.陽があたる坂道(作詞作曲/八熊慎一

イントロでちょっと後輩をこづきそうになりました(違う)

いい曲です。完成度も高い

でもなんとなくあまり心にひっかからないような…
健全すぎるからかな

いや、もっかい聴いてみたらやっぱサビはいいな。口ずさんでるし

8.夕暮れのおわり(作詞作曲/八熊慎一

イントロがやくまソロっぽい曲
リズムボックスあちこちで大活躍だなぁ

曲がすすむと「あ、バンドの方がいいな」と思った
サビも1回聴いたらすんなり入った
いい曲~

9.Triangle GOLD(インスト/作曲/お兄さん)

またインストです
お兄さんは今回歌わない模様
でも私はインスト歓迎~

でもこれも短かいよお兄さん!
2分もないよ!5分くらいやろうよ!
ずっとギター弾いてようよ

曲は007というかキイハンターというか…
とにかくそんな雰囲気です
怪しかっこいいです

テッチもultlaUBでこんな曲作ってなかったっけ?
刑事と泥棒とかなんとか
同じものを見て育ったってことかな

10.暑からず寒からず(作詞作曲/八熊慎一

タイトルからしてやくまソロ的なのんきな情景を詠んだ曲かと思いきや…

♪今日も元気にドカンをキメたら洋ラン背負ってリーゼント!
横浜銀蝿でしたね

いや歌詞をよく聴いたらやっぱ日常系のんき曲
歌詞カードだけ見たら「たまには花を買う」の姉妹曲だと思うがな

嫌いじゃないです。好きです
ライブが楽しみな曲
歌うには革ジャンとあのサングラスが必要
あっ! だからあのジャケ写なわけね!

11.スイレン(作詞作曲/テッチ)

作者名を見て納得のテッチ作
八熊さんとテッチは全然違う文法で曲を作ってる

妙な転調がテッチっぽい
この転調が気持ち悪く気持ちいいんだよね(どっちだよ)
弾きにくそう(笑)

この曲はすごく好き
完成度的にはもひとつまとまってない気もするし、終わりはこれでいいのかって思うけど、心が動く曲(重要)

曲の着地点の「♪誰も見えやしない~」のとこが何度も聴きたくなる

12.うみはどこまでつづくやら(作詞作曲/八熊慎一

うーん
この曲自体は好きだけど、この曲はソロやくまでいいんじゃないかと思う

平和で海辺でひとりで自由で…
さわやかでよい

とか思ってたら、お兄さんとスタッフの暗いおっさん声のハミングがさわやかさブチ壊し(笑)

♪娘さんよく聞~けよ 山男にゃ惚れるなよ
浜辺で山男の団体とすれ違っとる

13.American Fried Chicken(作詞作曲/八熊慎一

曲のはじまりは超セクシー
そうそうスパゴーはこうこなくっちゃね♪

セクシーなまま突っ走ると思ってたら、サビは明るくオープンな感じ
最後は明るさを通り越してほのぼの終了

セクシー曲への期待感があったので少しがっかりっちゃーがっかりだけど、これはこれで好き
いや、やっぱり普通に好き

14.あかつきを走れ(作詞作曲/八熊慎一

前向きな明るい良曲
でも歌詞はちょっと上っ面な気もする

ギターソロが炸裂してるので聴き応えがある
ライブが楽しみな1曲

 

全曲聴き終わりました!

30周年ということもあって全体的に内容的なボリュームを上げてる感じ
SWARVEとかELBOWみたいに「これ演っときゃ客は納得」の疾走感のあるキメ曲がないのが残念
でも1曲1曲はよいので満足満足♪

基本的に今回のアルバムには「おっさんバンドとして堂々と在る」という意識が根底にある感じ
今回だけのテーマなのか年齢的に開き直ったのかは分かんないけど

全体的に今回はギターの音いいな
PCで聴くとそうでもないんだけど、車で聴くと(たぶん車の方がスピーカーが良い)ギターが生々しく聴こえる
本人の気合いか、楽器替えたか、アンプ替えたか、ABEDONのマスタリングのせいか

現時点では好きな曲は
乱反射、Mastermind、スイレン
(おっ きれいに各人1曲ずつ入った)

次点はSun Flower、American Fried Chicken、暑からず寒からず

また聴き込んだら感想は変わります
ライブで聴いても変わるんだよなー

いつになるか分からないけどライブ楽しみ~

しかし私はいつ行けるかな…
県外のライブハウスで感染したら会社でぶっ殺されるのでワクチン定着まで無理かも

ざんねんだけど遠くから30周年をお祝い~