だるねこ日記 2冊目

SPARKS GOGOのLIVEレポ&日記

やくましんいち弾き語りLIVE ギターを抱いた渡り熊2019 @岡山

八熊さんの弾き語りツアーがとうとう地元へ!

しかも私のマンションから激近のカフェっす!(興奮)

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↓適当レポ

城下公会堂カフェという古いいい感じの小さなカフェ

アキラコバヤシの曲とギターを背負って、ハットと白と水色のコンビのシャツのハ熊さん登場

今回も数本のギターやベース、銅羅、サイドテーブルにポットとカップ、そしてお香というセット

 今回はウインドチャイム(アルミの棒がいっぱい吊り下げられててシャララ~と鳴るやつ)も追加

 「悩ましき夏」からスタート

 ステージが低いので見づらいけど雰囲気はいい♪

 

 ◯八熊
「ようこそいらっしゃいました。岡山はひとりでは初めてです。いやスタッフはいるけどさ」
「hitoriの時は全部車で渡ろうと決めてるから、昨日福岡で演って夜に5時間かけてきたの」
「岡山は結構好きです。倉敷とか」

 

セトリは今までのHitoriと似たような感じ

いつものカバー曲や渡辺満里奈ちゃん用に作った曲も

ギターやベースをいろいろ持ち替えて忙しい
メトロノームくんとオムニコードもいる
右足に鈴、左足で何かタイコ状のもの(見えん)をノックしながら弾いたり

ひとりでもにぎやか♪

珍しいとこでは

◯八熊
「『あれ?この曲スパゴーの曲だけどあんまり演ったことないんじゃない?』のコーナー!」

で、「聖なる時代」
昔のシングルB面の曲ってけっこう好き
「大変だ!」とかもいいよね

 

あとは

◯八熊
「『あれ?この曲イギリスの有名な曲なんじゃない?』のコーナー!」

 洋楽詳しくないので曲名分からない。なんかかっこいいやつ

 

 ◯八熊
「今年は満里奈ちゃんとチャンマリナーズで東京と大阪で演ったのよ」
「で、せっかくだから満里奈ちゃんに1曲作ったの。もったいないから演っていい?」

曲名は忘れたけどなんか夏っぽい曲
満里奈ちゃんが歌うからか、出だしのキーとか高め

 やっぱチャンマリナーズ行けば良かったかな…
(しかし満里奈ちゃんと木内健に7000円。ぐぬぬ…)

 

<いい加減なセトリ>

Surf Rider、TODAY、悩ましき夏、恋のゆくえ
僕といつまでも、トンビがくるりと輪をかいて、夕方SWIM
明日もここで待っている(オムニコード)、ランタナオムニコード
純愛、ただよい

Anybodody、昼に会いましょう、しょうがない、聖なる時代

激しい恋(西城秀樹)、ひこうきぐも(荒井由実)、SWEET MEMORIES松田聖子
砂に消えた涙(竹内まりや
なんとなくなんとなく(かまやつひろし

渡辺満里奈ちゃん用の曲
イギリスの有名な曲のカバー(曲名不明)

 

なんか足らないよーな…
すごい曲数だった気がするけど

 

ライブ中盤

◯八熊
「休憩!」

「休憩中は昔のデモテープを聴いてもらいます」
「アルバムに入ってないのや、まだ歌が入ってないのもあるよ」
「それをダーツで決めます」

赤と緑のフラッグチェックのかわいいマト(手作り♪)のダーツを投了

「7番だね」
ローズマリー(だったっけ)?」
「これはDRIVE INと同じ時期に作ってて2002年くらい?」
「で、DRIVE INとどっちかでいいやってなってアルバムに入らなかったの」
「あの頃はこんな隙間に詰め込むようなリズムなんだね。もうやらないな」

 

ちょっと昭和っぽいけどかっこいいバンドサウンド
イントロ周辺は少しDRIVE INに似ているので入らなかったみたい

 

デモテープ中は八熊さんのおやつタイム(この店は禁煙なので)

岡山銘菓「大手まんぢゅう」をその間に食べる八熊さん

 一口食べて「甘!!」とびっくり

◯八熊
「そんな甘そうじゃない見た目なのに…」

びっくりついでに周りのスタッフにも配る

 大手まんぢゅうは饅頭というより、あんこのカタマリで、手が汚れないために限界まで薄くした皮が覆っている感じ(薄過ぎてアンコがほとんど透けている)

 ◯八熊
「ま、甘党なのでうれしいけど」

 

ベースオンリーでAnybodody

この曲毎回やってる気がするけど、やっぱり八熊さんの野太いベースすごいかっこい
八熊さんを知らなければ、私はベースという楽器に注目して聴くこともなかったと思う

Hitoriでもっとベースで弾く曲増やして欲しいな~
メロディ的にいろいろ難しいかもしれないけど

 

ちなみに「しょうがない」では真ん中のギターソロの部分は

 ◯八熊
「ソロを歌って! もっと橘あつやの気持ちで!」

 客にギターソロを歌わせるという手段(笑)
もう全曲これでいくのはどうだろう

 

 いつもの質問コーナー

Q「岡山の印象はどうですか?」

 八熊A

「こういうと悪く取られるかもしれないけど」
「都会過ぎずけっこう田舎でいい感じに昭和が残っていていいね。古い物好きの俺としては」

ちなみに会場の真ん前には市電(いわゆるチンチン電車というやつ)が走っていてローカル感満載

駅前は巨大イオンに乗っ取られておもしろくないけど、少しだけ離れたこのあたりはたしかに昭和っぽい

この辺は空襲で焼け残ったのであまり変わってないんだよね

 

Q「この前、2重になった虹を見ました。見たことありますか?」

 八熊A

「5重くらいに重なったのを見たことあるよ。自慢じゃないけど」
「あれって見え方の問題じゃないの?プリズムとかプラズマとか」

 

Q「猫はまだ飼っていますか?」

 八熊A

「六郎という猫を15年飼っていたんだけど、今年に入って死んじゃったのよ」
 「六郎には追っかけの雌猫が3匹いて、いつも窓の外にいたの」

「でも野良猫ってだんだんあちこち散らばっちゃうじゃん。でも3匹のうち1匹ナオミって呼んでる猫だけ戻ってきたよ。ここんとこ(顎)にホクロがあるからナオミ」
 「六郎が死んだのをなんとなくわかってるのか、飼い猫みたいな顔してるよ」

 「また(次の猫を)探してるんですけどね…」

 

猫の死はつらい

 

 Q「最近びっくりしたことは?」

 八熊A

「岡山でホテルに泊まったら、1階が駐車場で2階がホテルっていう造りなんだけど、ホテルに上がる階段の側面に全部文字が書いてあるの」

 

「写真撮ったよ」

「『あなたががんばってるのを見てるよ』とか『今日も元気でいってらっしゃい』とか」

 

ヤバいホテルなのでは(笑)
ちなみにそのホテルの隣のパスタ屋はわりと美味いです

 

Q「岡山で何か美味しいものを食べましたか?」

 八熊A

「岡山は果物が美味しいイメージがあるよ」
「でも食堂とかラーメンとか食べたけど、基本的には俺の口に合うね」」

 

Q「今年40歳です。寝る前のおやつがやめられません」

 八熊A

「いいんじゃない?ダメなの?」
「俺も食うよ。好きなものを好きな時に食べたくない?」

 

 Q「日本国内でひとり旅で行きたい場所は?」

 八熊A

「ひとり? やっぱ行ってないとこがいいな…」
「島だな島!」

 

Q「最近驚いたことは?」

 八熊A

「最近夢に田島貴男が出てきたの」
「俺が実家の家族で4人でいたら、なんか田島貴男が前から歩いてきて…」

「うちの兄貴が『今度のアルバムすごく良かったです!』って言って、『えっ!うちの兄貴ってオリジナルラブ聴いてたの!?』ってびっくりしたという…」

 

「あとABEX GOGOで昔竹富島に行った時、食堂で「やきにく定食」を頼んだら「やぎにく定食」がきたの思い出した」

 

 

Q「下着のこだわりは?」

八熊A

「下着はこだわりというか、定期的にパンツを送ってくれる人がいるんだよね」

「見る?」

立ち上がってズボンを少し下げる八熊氏(サービスいいなぁ)
赤のパンツがのぞいてる

「この赤のパンツを民生が半年ごとくらいにくれるんだよね(民生GOODSぽい)」「赤だから色落ちしやすいんだけど、そう言うと新しいのがくるの」

 

 Q「(GOODSの)熊のイラスト8匹のうち1匹だけ海パンを履いてますが何か意味があるんですか?」

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八熊A

「夜中の3時くらいに描き始めて、8匹書かなきゃってなって、バリエーションをつけるために海パンをはかせただけです」
「52歳のおじさんが夜中に4時間くらいかけて書いたんだよ。かわいいでしょ」

 

Q「今年のライブの予定は?ないなら『ない』という発表でもいいです」

 

◯相馬マネ
「ない発表をするバンドってないと思います…」

 

◯八熊
「(相馬さんに)レコーディングは?言っちゃっていいの?」

「実は今、チャンマリナーとかやりながら曲を書いてたんだけど、半分くらいできた頃にそれを全部入れてたハードディスクが吹っ飛んだの」

 「メーカーに問い合わせたり送ったりしたんだけ結局ダメでさ」
「今それをやり直しているところ」

 「で、ツアーが終わったらあとの半分曲作って、もちろん橘兄弟も作って、レコーディングして」

「それからだね」

 

こりゃ今年はムリかもね~

でもゆっくりでいいのでいいものを作って欲しい

 

◯八熊

「満里奈ちゃんへの曲とかは簡単にかけるんだけど… いや簡単じゃないけど」
「でもこう、『枠』があるとやりやすいの」

「だけどスパゴーみたいなこういうロックでバンドの曲ってなると…」
「もう無いのよ」

 

さすがに29年やってるといろいろやり尽くしちゃってるかもね~

こっちとしてはそんなに新しいものでなくても、いわゆる往年のスパゴーぽい曲のバリエーション違いでも全然満足なんだけど(B'z方式)、八熊さんは同じことをするのが嫌いぽいので本人はおもしろくないのかも

 

 アンコールではオムニコードが登場して「明日もここで待っている」と「ランタナ

 

◯八熊

「知ってる?オムニコード
「これ意外と簡単なのよ」
「コードが少ないから5曲くらいしかできない」

「鈴木楽器という縦笛とか作ってる会社が作ったの」
「日本よりヨーロッパで人気があって、あっちで探した方がいいかも。おすすめです」

 

◯八熊
「また3人で岡山に来れたらいいですね」

「昔、『ペパーランド』で演ったけどまだあるのかな?」
「あそこステージと客席が同じくらいの大きさなの」
「しかも暑い」

 

スパゴーでは見たことないけど、ペパーは演る方も客もすごくツラい箱

万がイチ来てくれることがあるならぜひデスペラードで!(切なる願い)

 

◯八熊
「疲れた!!」

 

でしょうね〜
ライブ時間はアンコール含めびっちり2時間35分

 

ほぼ歌いっぱなし
すごい曲数だった気がする
隙間は全部しゃべってるしすごい密度

 

「いつでも誠実なライブをすること」

ローリーがどっかで言ってたような気がする
八熊さん(スパゴー)もだ

伝わる

 

ちょっと人生イヤイヤ期だったけど元気出た