「またつまらぬものを作ってしまった」略して「またつま」なるイベントに行ってきました!
いつも東京開催なのですが、今回はなぜか香川県の仏生山!
東京はあきらめてたけど香川なら近い!これは行かねば!
「またつま」はもともと乙幡啓子さんというデイリーポータルZの工作家と俳優でラーメンズの片桐仁さんが、なにかお題をもらっておかしなものを工作するという番組が元
それから派生してイベントになってるみたい
TOYTOYTOYというオサレおもしろ雑貨屋さんが主催です
出演者は乙幡啓子さんと片桐仁さんに加え、準レギュラーのたいがー・リー、そしてアートフィギュア作家のデハラユキノリさん
私はたいがーちゃんは言うまでもなく、もともと乙幡さんもファン
片桐さんのものすごいクオリティの粘土作品にも注目していて「ギリ展」も見に行った
そして昔「デザインの現場」という雑誌に、サラリーマンのおっさんとかプロレスラーといった妙なフィギュアが紹介されていたのを見て、「このデハラユキノリって人おもしろいな~」と思ってた
つまり今回のイベントは私にとってのオールスター感謝祭!!(お笑いアート界ver.)
楽しみすぐる!
場所は「観翠」という40年前から時が止まっているかのような超レトロな懐石結婚式場
そこの宴会場(およそ200人収容可能)は金屏風にミラーボール
中国の宮廷にあるような巨大壺に鷲の巨大置物に木魚つきという仕上がり
ここで超サブカル系イベントを開催するのか… カオスですわ
今回は特別に写真OK、SNSも可だそうなのでレポ↓
おもむろに舞台の緞帳が上がり、せり上がりの舞台でキュートンみたいなポーズをキメた4人が登場
びっくり!
(ちなみにゴンドラもあるそう。さすが結婚式場)
前半は「香川」をお題に4人の出演者が工作作品を順に発表
<デハラユキノリさん>
香川といえば満濃池をはじめ、ため池が多いので有名
そこで「池→カッパが棲んでいる」という発想から、中国で200円で買ってきたバービー人形をカッパに作り変えた
これを量産して香川のお土産として売って欲しいそうです
気持ちわるーい(笑)
目がイッてます
<乙幡さん>
香川県といえばうどん
そこでダジャレからうどんぽいスヌード(輪になったマフラー)「スヌウドン」を発表
さらにどんどん、ネギだのショウガだのちくわ天だののブローチをつけて「かまたまうどん」の完成
さすがの完成度!死角なし! やっぱこの人スゲーわ!
商品化できそうだしね
<片桐さん>
香川といえばやはりうどんという訳で、フランケンシュタインの精巧な粘土人形を披露
最初なんのこっちゃわからなかったのですが、よく見ると体のあちこちがうどんでできている
「ウドンケン(うどん県)シュタイン」ということらしい
クオリティは高いけど、これも気持ちわるい(笑)
昨日夜更けまで作っていたそう
<たいがー・リー>
そして我らがたいがー!(我らって私のほかに誰だ)
香川県の小豆島には、引き潮の時だけ小島に渡れる道「エンジェルロード」が海にできるというロマンチックな場所がある
そんなロマンチックな恋をするには恋のキューピットに矢をハートに射てもらう必要がある
しかし裸同然の昔の人に比べ、現代人は服を着込みすぎてハートの位置が天使に分からないのではないか?
そこでおもむろにジャケットを脱ぎ、ハートの位置をくりぬいたTシャツを披露
これで天使対策はバッチリというわけ! はい!くだらない!
さらにたいがーお得意の青春の音コレクションシリーズ
女子高生に「好きな人いますか?」とインタビューして「はい」という返事がもらえたときの声を録音したものを披露
普通の返事の「はい」と違ってあきらかに「青春のいい感じの情報が含まれた『はい』」が会場に流れる
(すでに「香川」関係ないがな)
最後にたいがーちゃんは薄っぺらい小さなスポンジのようなものに、なにやら突起物を付けたものを披露
ただのゴミに見えます
これは「高速で走ってる車の窓から手を出し、風圧でおっぱいの感触を疑似体験する中学生男子あるある」に役立つグッズ
このグッズを手の平に乗せ車から手を出したなら、突起物の感触によりさらにリアルなおっぱいを感じれるのではないかという…
狂気の青春ゴミクリエイターの面目躍如ですなぁ
ここからは休憩をはさんで、一般人が9人ほど作品発表
「香川」部門と「自由」部門
「香川」部門では、みなさんNHKの香川照之の虫の番組を連想したみたいで、なんと3組も照之かぶり
照之のフィギュア、照之の箸ケース、照之の陶器の器