だるねこ日記 2冊目

SPARKS GOGOのLIVEレポ&日記

飼い犬がマムシに噛まれた話

日曜出勤で仕事をしてたら母からLINEが
「かりんちゃんがマムシに噛まれた!」
「今、病院」

あっちゃー
いつかやるかも…とは思ってましたが

というのもうちは庭(そこそこ広い)をすべてフェンスで囲い、そこにかりんちゃん(柴犬)を放し飼いしていたのです
そしてうちは毎年1、2匹はマムシが近く出るという危険地帯
とうとうやりましたか〜

母が庭で草取りをしていたところ、近くで遊んでいたかりんちゃんが草むらに顔をつっこんでなにか嗅いでいたのですが、突然飛び退ったそうです
たぶん下唇のあたりを噛まれたっぽいです

かわいいかりんちゃんの顔の下半分と喉まわりがガマガエルのように腫れ上がりました
人相がおっさんに〜

病院で点滴などの処置
お薬ももらってきました
(4万円なり…。今年の動物医療費すごい)

犬はマムシでは死ぬことは少ないそうで、血清を打たなくても大丈夫らしいです
ふしぎ〜

2日ほど食欲はありませんでしたが、3日めあたりからもりもり回復してすぐ元どおりになりました

残念だけど、冬まで放し飼いはやめましたわ…
今年は蛇の当たり年らしく、近所でも目撃&蛇の殺害情報をよく聞くので…

まあ厳密には、もともと柵をちゃんとしてても放し飼いは違法らしいですね
かりんちゃんは繋がれててつまんなそうですが、仕方ない

みなさんも気をつけてくださいね

普段の顔は近所でも評判の美犬

 

 

たいがー・りー個展「夜中のプールがまだ知らないこと」@仏生山

たいがー・りーの個展で香川へGO

午前中は琴平の金毘羅さんへ
785段の階段を登ってお参り

熱中症を心配してたけど、ちょうど曇ってたのでなんとか登れました

山頂では晴れたしね♪
いい風景〜

展示期間外だったので若冲は見られなかったけど、500段めになぜかある資生堂パーラーで休憩したりして充実♪

それにしても金毘羅さんはなんか気持ちの良いとこでした
神社仏閣は相性があると思ってるのですが、なんとなく私に合いそう
商売の神様のせいか、なんか開けた感じの明るい神社
おみくじも大吉だったし

午後は会場のある仏生山に到着

まずは「へちま文庫」というカフェへ
ここにはたいがーコラボメニューがあるのです

これがコラボメニューのひとつ「余白」カレー!!

「余白」という言葉はたいがーのHPのタイトルでもあり、たいがーのテーマでもある言葉
皿のほとんどが余白というカレー
実質スプーン2杯しかありません(300円)

シャレで頼んだだけでなんの期待もなかったんだけど、このカレーめちゃくちゃおいしいの!
びっくり!
イカレー系のチキンカレー
丼でくれ!
(ちなみにこのお店カレーは水曜日しか食べられないそう)

そしていよいよ個展会場のTOYTOYTOYへ個展といっても、開場時間の6時間ほど作品を自分で口頭で説明しまくるというライブ形式の展示
しかも2週間フル在廊して、このギャラリーの2階に住む
もうこの形式がアートじゃのう

ちなみにこの写真は「恋の防弾チョッキ」を説明しているところ

【恋の防弾チョッキ】
中学生のとき、コートからはみでたサッカーボールを蹴り返してもらったことで、矢に打たれたように一瞬で恋に落ちたたいがーさん
それから勉強が手につかなくなった経験から、「不意に来る『恋の矢』から中学生を守りたい!」という気持ちから作られた作品

この紙でできたチョッキは早稲田大学受験をした受験生のノート
なんども同じ文字や、意味のないもの、暗記したいものなどが書きつらねてある
それは筆圧からして、ストレスや執念がないまぜになった禍々しいまでのオーラを放ってる
このノートで作られた防弾チョッキはその念により恋の矢を必ずや跳ね返すであろう

この何年か前にも見たことあるんだけど、やっぱ本物はなんと見てもスゴイわ
あと解説がアツいので何度でも鑑賞してられる

 

あと新作としては【どこでも窓】
画板くらいの板をくり抜いて窓枠をつけたもの
窓の部分はプラ板

これはドラマなんかでよくある、窓で隔てられた二人がガラス越しに手を合わせ合うシーンを再現できる便利グッズ(?)

窓のこちら側とあちら側で手を合わせ合う…
「それがどうした!!」とお思いでしょう
これがなかなかエモい気分になるんですよ

もうひとつおまけの仕掛けがあって上の方に1.5センチくらいの小さな穴が開いているんです
そこからお互いの人差し指を直接合わせあうこともできる
「それがどうした!!」とお思いでしょう

たいがーさんとお客さんで実演
わたくしやってみましたら、合わせた瞬間ヘンな声が漏れましたわ

やべえんですよ
ほんの一部を触れ合うことでそこに意識や感覚が集中してしまうんですね
正直、握手会とかより集中してその人を感じられると思う
アイドルの握手会はぜんぶこれにすべきだよなー

 

同じ系譜の作品で【ワクワクフォン】

作品は木製の素通しの枠(バックのクマの布は気にしないでください)
これはスマホの画面を表してます
これをかざしてモノを見てみる

するとカメラの焦点が合うように、そこの部分が切り取られフォーカスされる
それは普段漠然と見ている風景とは違う深度のもの
そういう体験をしてみませんか、という作品

これはNHKのこども番組「シャキーン」でも紹介してましたね
この作品をは販売してたので購入♪

それにしても、とつじょ高知に移住したたいがーさんは工房でレーザーカッターを使えるようになり、作品のクオリティが飛躍的に向上してる

これは手作りのたいがーガチャ(500円)として販売している作品
紙粘土製のサイコロのようなもの
6面にいろいろなことばが書いてあります
これも、文章や文脈ではなく、この言葉だけ切り取ってフォーカスしてみようという作品

 

なんやかんやで2、3時間滞在
いちいち解説がアツいので長丁場になっちゃうよね
でも作品は40以上あったらしい(全部鑑賞したら3日くらいかかりそう)
すごく楽しかった〜♪

仏生山温泉(オシャレな建築)の建築家さんも来ていて「美術館にある作品と遜色ない」的なことを言ってしきりにほめてましたねー

そーなんですよ
現代美術をわりと見に行ってる私からしたら、たいがー作品て余裕で現代美術館クラスだと思うんだけど…
なにかいい流れに乗れるといいなー
応援してる

一緒に言った友達も「すごくよかった。なんか応援したくなる」って言ってましたわ

機会があればみなさんもぜひたいがーワールドを体験してほしい

行き倒れ黒猫その後

やっと黒猫のあちゃん(ノアールが結局のあちゃんになった)の避妊手術が終了
ついでにダニと寄生虫も退治(さすが野良猫)
これで長く続いたのあちゃんのセットアップが終わったぜ

あのすさんだ野良猫がこんなにかわいくなりました♪

のあちゃんは保護当時ガリガリで背骨の浮き出た2.9キロだったのに4ヶ月近くたった今じゃ3.9キロ
プロレスラーのようなむちむちの筋肉質で(メスなのに)触り心地はビーグルかパグの子犬のよう
先住猫の世羅ちゃんは筋肉がなく、溶けたアイスノンのようなぐにゃぐにゃの体なので、正直ちょっととまどってます
なんかケモノ感が強いんだよな〜

でもトイレのそそうは一度もなく、人懐っこく、餌の選り好みもしません
他の猫にもフレンドリー
学習能力がわりと高く良い性格の猫です
飼いやすいな

 

しかしそんな新顔が気に入らないのが世羅ちゃん
「私がこの家で一番かわいい!」という性格なので、まとわりついてくるのあちゃんがうっとうしく、毎日取っ組み合いのケンカ
喉笛を狙ってガップリかみつく始末…
本気出されたら筋肉の量で負けるのになぁ…(のあちゃんはフレンドリーなので手加減されてる)


「あたちが一番かわいい」

 


チロルはうっとうしいと思ってるものの、あまり関心はないようです
年が離れてるからかな

 


昼間は母のベッドでお昼寝(バンドのアー写風の3匹)
まだ若干の緊張感がある

 

かりんちゃんとも慣れました
お互いあまり関心がないようですが

 


3匹が仲良くなるために、私がつりざおのおもちゃ(カシャぶん)を振って遊んであげます
この時ばかりは3匹集まって遊びます

 

すっかり我が家になじみましたね
しばらく動物がらみで何もないといいな〜

…と思ってたら昨日かりんちゃんがマムシに噛まれてしまいました
(その話はまた後日〜)

なんじゃ今年は

またつまらぬ物を作ってしまった@仏生山 第3回

ひさしぶりに「またつまらぬ物を作ってしまった」の第3回が香川は仏生山で開幕~!!
ぱちぱちぱち~!!(拍手)
私的アート系スターが集まるイベント

コロナの影響でなんと2年延期になった末の開幕です
後生大事にチケットを保存しててよかったぜ

会場は前回までは古い結婚式場で、めちゃくちゃ風情があってよかったのですが、その式場も今では閉鎖
すごく残念
あの会場のレトロでキッチュで中国の金持ちみたいな調度品
怪しい感じがすごくこのイベントにマッチしてたのにね~

今回の会場は駅前のあたらしい市民施設のホールです
きれいなのはいいんだけどさ
吹き抜けのためすごく声が反響して何言ってるのかわかりにくい
そして反響を逃がすために窓を開けているので寒い

イベントって実際やってみるといろいろアクシデントが出るもんですね~
イベント主催者は雑貨屋さんTOYTOYTOYの店主高柳氏なんですが、すごく苦労したと思います

ホールの吹き抜けから4人が登場

(左から)
フィギュアアーティストのデハラユキノリさん
放課後片思い系妄想発明家のたいがー・りー
芸人&俳優&粘土さ作家の片桐仁さん
おもしろ雑貨アーティスト(?)&ライターの乙幡啓子さん

今回の制作テーマは「ご当地怪獣」
これは2年前に亡くなったフュギュア作家寒河江さんの追悼の意味も込められています
寒河江さんは第1回またつまに飛び入り参加し、「野生のうどん」を発表して会場を震撼させました

まずは作家陣の発表からスタート

まずは乙幡さん
乙幡さんは群馬の出身だそうで、群馬といえば焼きまんじゅう(知らんけど)だそう


これ組み立て式なんですよ
登場時は笹の葉にのったおまんじゅうでした
それに合体ロボみたいに手と足をドッキングさせ、笹の葉を背中にぶっちがいにセットすると焼きまんじゅう怪獣が完成!

強そう
悪そう
焼き目がリアル

そしてもう一つ
群馬で作られているという「呼び込みくん」の怪獣


しかし私「呼び込みくん」というものをそもそもよく知らないんですよね〜
催事なんかで盛り上げるBGMを流すメカ(?)でドンキなんかで売られてるみたいです

乙幡さんはこのメンバーの中では唯一、「常識の範囲内で最高におもしろいものを作る人」なんですよね
狂気はないが着眼点がすごくおもしろい
そしてできたものがかわいい

お次は片桐仁さん


これは一応大阪のご当地怪獣(怪獣というより獣だが)らしいです
フーテンの寅さん+阪神タイガース

ついでに、自分の地元の埼玉の
フーテンの寅さん+西武ライオンズ
ということみたいです

相変わらず技術がすごい
いろいろな素材への造詣も深い

ただあんまり製品化の話はしないで欲しいな〜(冷めちゃう)

このイベントの精神として、よく分からない湧き上がる制作への情熱によってできてしまった作品、もしくはその制作者自身を讃えるものであってほしい

3番手はフィギュアアーティストのデハラユキノリさん


この方は酒飲み天国の高知県出身
酒に飲まれてしまったサラリーマンの怪獣のようです

首のとこにモーターが仕込まれていて、ゲロとともにぐるぐる回ります

○デハラ「ボク機械とか苦手なんですよ」

ということで、メカ部分には苦労したようです
ちなみに途中でバランスを崩して首が取れてました

この人の作品は小学4男子の作品をポップアートにまで押し上げたような作風
デスポップなテイストが外国人にウケるのは分かる気がする

ラストはこのブログではおなじみのたいがー・りー

まずは怪獣関係ない作品を2つ発表


「声すいどう」
片方の蛇口をひねると「しゃーー」という好きな女の子の声(水道の音の声真似)
その声を水を入れたコップに注いで飲む
もう片方の蛇口からは自分の声の「しゃーー」
それをコップの中で混ぜることもできる

○体験した片桐さん
「分からねーーーー!!」

もうひとつは「同棲2」という映像作品

「平井」と書かれたドア
それを開けながら「ただいま」と言って開くと、そこには外の光景が広がってる
(ドアの表札は外じゃなくて内側についていたのである)

これはどういうことかというと、表札をあべこべにつけることによって、自分の部屋と外の世界が逆転し、外の世界が自分の部屋となる

その広大な自分の部屋(世界)には自分の好きな人も住んでいる

すなわちこれは「同棲している」ということになりはしないか

…という作品

この作品一度見たことがあって、その時は感動したんだけど、今回はたいがーの段取りが悪すぎてあまり会場の人もピンときてなかった模様…
もったいないな〜
プレゼン力は大事よ

そして本命のご当地怪獣を発表

○たいがー
「以前、人に聞いたんですが、怪獣の定義とは『暴れる』ということらしいんですよ」
「そこで僕は今ここで怪獣の素(もと)を作ってみようと思います」

取り出したのは中学生の時にたいがーが好きだったという大人しそうなメガネ女子の写真
(卒業アルバムからの切り抜き)
そしてその女の子とつきあっていたというヤンキーの写真

その二つの切り抜き写真をうやうやしくジップロックに入れるたいがー

さらに中学校の時のイケてなかった自分の写真の切り抜きを取り出します

○たいがー
「この中にぼくの写真を入れて、口を閉じます」
「今この中にはパンパンに『暴れ』が詰まっています」

さらに同じような手法であと2袋のジップロックを作るたいがー

この「暴れ」を70億個集めたら怪獣が発現する

…とのことです

なんだかなーー
やっぱすげえわこの人

普通の人に「怪獣を作ってみましょう」と問いかけたら、「どんなデザインにしようかな?」とか「材質は何を作ろうかな?」とかそういう風に考えません?
少なくとも私には怪獣の概念を作るみたいな発想は死んでもでてこない

この人は乙幡さんとは真逆で、常識とか制作技術は一切ないけど狂気をはらんだ斬新な発想がある
(その狂気は人畜無害なのでお子様でも安心)
真の芸術家ってこういう人なんだろうなーと思ってる

ここで前半終了
後半は素人による制作発表です

まずは<自由部門>

「多機能リーゼント」だそうです
長〜いリーゼントの手作りヅラをつけた女性が登場
このリーゼントからロケットパンチが飛び出したり、猫じゃらしが出たりします
制作クオリティは低いんですが、この人が一番「またつま」の精神を分かってると思います
バカバカしいことを一生懸命楽しそうにやる人を見るのが好き

あとは「ひとり4の字固め機」とか

<怪獣部門>

これ千葉の怪獣でピーナッツがモチーフ
中に入るとピーナツにされちゃいます
なんとこれ片桐さんの次男が作ったもの
まだ小学生ながら、一番クオリティが高かった
かわいい!欲しい!
本人もあまりスレてなくて、小学生らしいぶっきらぼうな受け答えでかわいかった〜



どこの県の怪獣か忘れましたが、かまぼこの怪獣です
後ろに稚魚もいます

 


香川が会場ということで、香川の人気商品「おいりソフト」の怪獣2体
(発想がかぶったらしい)
おいりソフトとは「おいり」というカラフルな麩菓子をソフトクリームにまぶしたもの
インスタ映えするので近年人気です

 


これが一番フィギュアとして制作クオリティが高いですね
どこかの県の鬼の祭りがモチーフ
ちゃんと怪獣してる

 


どこかの地方の自動販売機チェーンの怪獣
これ写真の上部に自動販売機があるの分かります?
この自動販売機は地下の怪獣の「実」であって、地下茎でつながっておりどんどん増えていく…というストーリー付きの作品
おもしろい
怪獣の造形も好み

あとは片桐さんの奥様制作のナナフシのストールだの、タイル職人によるうどんとか県のパズルとかすねこすりとかお面とか


謎だったのがこの人
ハイクオリティなスチームパンク河童
手には自分でなめしたという狸の毛皮(顔つき)を持ってた
怖えーよー
怪獣を作るんじゃなくて連れてきやがった(笑)

ということで無事第3回目は終了!
おもしろかったー
こういうイベント久しぶりに行けて楽しかったな
次回も期待〜

瀬戸内芸術祭(番外編)@与島

瀬戸芸春会期は直島で打ち止め!と思ってたんですが、与島に沙弥島の作品の一部が展示されてるというので行ってきました

与島は瀬戸大橋を途中下車する位置にあるのですが、ちょうど高松に行く用事があったので…

ううむ
いいとこですね〜

大きなパーキングエリアと小さな集落があるだけの島なんですが、なんなら住みたいわ
パーキングエリアのおみやげ屋のおばちゃんになりたい!

目指す作品はあの小さな丘の灯台の上らしいです
プチ江ノ島

これが灯台
小さくて白くていい感じです
普段は入れないエリアらしいです

作品は沙弥島にあった「月への道」の関連作品「宇宙の立方体」
灯台の上の風見鶏がロケットになってるの見えます?

灯台の中は暗闇

黒い立方体に針で無数の穴を開けたものがありました
宇宙なのかな?

 

丘をくだって、今度はバス停へ

これも沙弥島の「月への道」の作品の一部で「月への旅の途中 最終駅」

古びたバス停で帰りの便を待ち続ける宇宙飛行士
ちゃんと迎えが来て彼は地球に帰れたのでしょうか…

おいおい
物悲しすぎんか

よく見ればこの待合所自体が船の客室の一部を切り取って再利用しているもののようです
サビがいい味出してててかっこいい

 

これにて春会期のノルマ終了!
あとは8月の夏会期をがんばります
今回はコロナの影響で夏会期が1ヶ月しかないのでハードスケジュールになりそう

 

瀬戸内芸術祭2022@宇野港

直島からフェリーで帰路へ

宇野港に到着
宇野港にもいくつか作品があるのです

「終点の先へ」
これ乗れるんですよ

 


「時間屋」

白い部屋の壁に無数の白い数字が描かれている
天窓からは白い塩が絶えず降り注いでいる


鑑賞者はカップで砂を受けてみる
ちょうど1分でカップはいっぱいになる
1分という重みを体感してみるという作品

 


「赤い家は通信を求む」

なんか知らんが、古民家に行くと緑の巨大ローラーが取り付けてあってゴウンゴウン回っていた


中に入るとたくさんの地球儀とバケツにつっこんだマッチ棒(?)もゴウンゴウン回ってた


バケツの中の巨大ウキもゴウンゴウン


手押し一輪車もゴウンゴウン


古い蛍光灯から垂れる紐はゆらゆら回って、その先にレーザーで模様を描く
とにかくすべてが回ってる

なんだこれ

「どういう意味があるのか」
「なんでこんなことやろうと思ったのか」

そんなことはどうでもいい

 


「実話に基づく」

40年前に閉鎖された小児科の廃病院


中の備品ももそのままです

数室ある病室の中では、政府がホームレス一掃のため、廃屋を強制的にぶっつぶしている外国の映像がえんえん流れている
外国人作家がリモートで作った作品だそう

時がとまったような建物の中に入れておもしろかったですね
やっぱ廃屋とかわくわくするな〜

 

===つづく

瀬戸内芸術祭2022@直島

沙弥島→瀬居島(アートプロジェクト)→直島

と、いうわけで瀬戸芸で直島にやってまいりました
2年前に家族で訪れたのでまだ記憶に新しい
でも離島は何回来てもいいのだ〜♪

直島といえば草間彌生のカボチャ
でも海岸の黄色いカボチャは去年の台風で破損し、今は撤去されてるので注意

 

瀬戸内の離島の風景ってほんといいんだよな〜

 


直島銭湯「I♡湯」

相変わらずイカれた銭湯だぜ

 

家プロジェクト「角屋」

古民家の中に水が溜まっている
水の中に色とりどりの数字が点滅する不思議な空間
意味わかんないけどおもしろい

 


街角にも作品がさりげなくあるのがいい

 

The NAoshima Plan「水」

きれいな水が溜まっているのを見るのが好き

 


宮浦ギャラリー六区瀬戸内「」資料館
100円ライターもこうして並べると綺麗よの

 


今回の目玉(新作)
杉本博司ギャラリー「時の回廊」

水の中に浮かぶガラスの茶室
茶室まで行く橋もガラス製

この茶室を眺めながら隣接のカフェ(ガラスの茶室には入れない)でお茶と練切を頂く
山茶花のつぼみのような美しい和菓子

ベネッセアイートサイトの回廊の壁
きらきら〜
この島はベネッセの支配下にある

 


ヴァレーギャラリー

これも新作
庭、池、建物の中にバスケットボールくらいの銀の玉が無数に置かれている
覗き込むと自分が写るのでへんな気分

 

直島パヴィリオン

手前の柴犬は旅行中の中年夫婦が連れていたワンコ
かわいいんだけどさ〜
この日結構暑くて、むくむく毛の柴犬はバテ気味でかわいそうだった

でも夫婦はおかまいなしにあちこちの作品の前で犬の写真撮りまくり
犬の背中にもゴープロカメラを搭載して歩かせる始末
インスタにでもあげるんだろうがお前らは愛犬家じゃねーよ

 

直島港ターミナルSANNA

これって港の待合所なの
中にはチケット売り場と自転車置き場があって機能的なの
でもAKIRAの最後のシーンにしか見えないの
鉄雄ーーーー!!!

 

はーーー
癒された…

ちなみに行ったのはGW前なのでゆっくり観れました
(GWの人出は地獄だったらしい)
天気にも恵まれたしね

それにしても若い娘さんの一人旅増えましたな〜
しかもかわいい子ばかり
おしゃれしてガイドブック片手に黙々ずんずん歩いていく姿は本当にカワイイ
瀬戸芸にはヤンキーやウェーイ系はほぼ来ないので、ナンパのめんどくささもなく快適に旅ができるから良いよね〜
アート系女子はおすすめ

 


宮浦港のターミナルで売ってる直島ソーダ

柑橘系の甘いソーダに、上にのってるアイスは塩アイスなの!
クッキーものってるし、疲れた体にすっごくおいしい
おすすめ!

====つづく